製造業 / 圧縮機メーカー
圧縮機メーカー向け入札分析
圧縮機の見積は、大量の入札書類に分散した運転ケース、データシート、試験要件、性能保証で決まります。TenderGenieは圧縮機メーカー向けの入札分析として、これらの要件を出典とともに集約します。営業、アプリケーションエンジニアリング、商務の担当者は、要件を確認し、リスクにフラグを立て、レビュー済みの見積を作成できます。
応札を支える5つのツール:データシート抽出データシート自動記入引合いチェックリストキーワード抽出応札書類作成


入札の課題
見積に書いた1キロワットが、 そのまま確約になります。
価格を左右する保証
容量と消費動力は所定の条件と許容差で保証されます。入札によっては、評価で超過動力を加算したり、試験での不足にペナルティを科したりします。
複数のシートにまたがるプロセスデータ
運転ケースごとのガス組成、流量、吸込・吐出条件はプロセスデータシートに記載され、機械データシートと仕様書が機械側の要件を加えます。
取り合い点とサブベンダー品
配管、電気、計装についてパッケージの範囲がどこで終わるか、またモータ、冷却器、ドライヤ、潤滑油装置を誰が供給するかは、二通りに読めてしまうことがよくあります。
試験、提出図書、納期
機械運転試験と性能試験、提出図書リスト、遅延損害金を伴う納期は、発注された時点ですべて義務になります。
メーカー向けの5つのツール
自社カタログから、 圧縮機メーカーの完成した見積まで。
発電所の計装用空気圧縮機の引合い1件を例に、自社カタログから取りまとめた見積までを5つのツールで追います。
データシート抽出
- 課題
- 製品の詳細は、自社カタログから客先の仕様書まで、長いPDFの中に埋もれています。値を表計算ソフトに転記する作業は時間がかかり、ミスも起こりがちです。
- 機能
- これらの書類を読み取り、主要な技術仕様を整理されたデータとして抽出します。
自社のオイルフリースクリュー圧縮機のカタログ(PDF)例示 吐出空気量 10.2 m³/min 使用圧力 0.8 MPa 軸動力 75 kW 形式 オイルフリー回転スクリュー式 騒音値 72 dB(A) データシート自動記入
- 課題
- 入札では、客先指定のデータシート様式にすべての仕様を記入することが求められ、同じ値を何度も転記・入力することになります。
- 機能
- 自社の製品資料から抽出したデータで客先のテンプレートに記入します。チームは入力する代わりに確認します。
客先の技術データシート例示 形式 オイルフリースクリュー式 現地条件での吐出空気量 10.2 m³/min 吐出圧力 0.8 MPa 騒音(1 m) 72 dB(A) レビュー用に記入済み
引合いチェックリスト
- 課題
- 入札書類には数百もの要件、認証、条件が含まれ、一つでも見落とすと応札が失格になることがあります。
- 機能
- 客先の要件を、提出すべきもの、満たしているもの、不足しているものに分けたチェックリストにします。
客先の要件から例示 - ✓オイルフリースクリュー圧縮機の納入実績対応済み
- ✓騒音:1 mで85 dB(A)未満対応済み
- →性能曲線と吐出空気量の計算書提出が必要
- →性能保証値一覧表提出が必要
- !1年間の運転実績(ユーザー発行の証明書)不足:判断が必要
キーワード抽出
- 課題
- 入札の内容や自社に合う案件かどうかを知るには全文を読む必要があり、それでも重要な用語を見落とします。
- 機能
- 製品の種類、規格、メーカー、期限を抽出し、絞り込み、検索、優先して確認すべき点の判断に役立てます。
発電所の計装用空気設備の入札書類(110ページ)例示 - 製品計装用空気圧縮機
- 製品エアドライヤ
- 規格ISO 1217
- 規格ISO 8573-1
- メーカー電動機の指定メーカー
- 商務条件保証動力
- 期限12月18日 入札締切
応札書類作成
- 課題
- 提出書類は、証明書、申告書、価格内訳書、様式などの書類一式です。一つでも欠けると失格になることがあります。
- 機能
- 必要な書類がすべてそろっているかを確認し、自社のデータから様式に記入して、そのまま提出できる書類一式に取りまとめます。
入札で求められる提出書類例示 - ✓様式A:会社概要記入済み
- ✓技術データシート記入済み
- ✓性能保証値一覧表記入済み
- ✓カタログ・外形図添付済み
- ✓納入実績表添付済み
- !引合い仕様書の署名済み写し未添付
客先が指定した順序で取りまとめ
精読する
圧縮機メーカー: TenderGenieが読み解く入札書類。
ページ上でレンズを動かすと、TenderGenieが抽出する箇所と、それぞれが入札にとって持つ意味が表示されます。抜粋はイメージです。
第6章:圧縮機パッケージ(例示用の抜粋)件を検出
6.1 圧縮機はAPI 618に従い、起動時と代替ガス組成を含め、プロセスデータシートに記載のすべての運転ケースに対応するよう設計すること。
6.3 パッケージには、モータ、冷却器、脈動防止器、API 614による潤滑油装置を含む。パッケージの範囲は、P&IDに示す入口および出口フランジまでとする。
7.2 容量と動力は、定格ケースで保証し、動力にプラス側の許容差を認めない。保証値を超える動力は、入札評価で加算する。加算の単価は別紙Fに定める。
8.1 出荷前に、工場において購入者の立会いのもとで機械運転試験と性能試験を行うこと。
9.4 納期は発注後14か月とする。1週間につき0.5%の遅延損害金を適用し、上限は発注金額の7.5%とする。
TenderGenieが抽出する内容
入札書類一式の用語
圧縮機の保証を 支える用語。
圧縮機の入札書類によく含まれる項目と、入札チームがそれぞれで確認すべき点です。
- 用語 01
運転ケース
プロセスデータシートに記載された、圧縮機が対応すべきガス組成、流量、吸込・吐出条件の組合せです。
- 用語 02
保証消費動力
入札者が定格点で確約する動力です。入札評価で加算され、合意した許容差に対して試験されることもあります。
- 用語 03
取り合い点(バッテリーリミット)
パッケージの境界で、サプライヤーの範囲が終わり、発注者またはEPCの配管、電気、計装が始まる位置です。
- 用語 04
工場試験
工場で行う機械運転試験、性能試験、その他の試験と、そのうち購入者が立ち会う試験です。
入札の始まりから終わりまで
5つの段階を、 圧縮機メーカーの業務に。
チームは必要な段階を使い、要件が明確になるにつれて各段階を見直します。
業務の例:プロセスガスの引合いから、レビュー済みの見積へ。イメージであり、顧客事例ではありません。
発見
自社が供給するカテゴリで、圧縮機、ブロワ、圧縮空気設備の入札案件を探し、関連度でスコアリングします。
この例では圧縮機メーカーが、自社のカテゴリで、製油所の水素補給用往復動圧縮機パッケージの入札案件を見つけます。
入札情報収集理解
運転ケース、データシートの値、適用規格、試験要件、供給範囲を、それぞれの出典とともに抽出します。
この例ではチームがプロセスデータシートから運転ケースを、仕様書から圧縮機と潤滑油装置の要件を、別紙から試験と提出図書の要件を抽出します。
入札書類AI解析判断
応札を判断する前に、性能保証、ペナルティと評価の条項、納期の条件、範囲の抜けにフラグを立てます。
この例では見積値を超える動力を評価で加算する条項に、商務責任者向けのフラグが立ちます。また、応札を判断する前に、冷却器の供給者に関する質問を提起します。
参加資格・リスク確認実行
データシート、仕様差異、サブベンダーに関する質問を技術部門に割り当て、技術・商務の回答書を取りまとめます。
この例では技術部門が割り当てられた質問に回答して各仕様差異を明記し、「提案書・応札書類作成」が技術提案書、様式、証明書を取りまとめます。
チーム連携学習
質疑、受け入れられた仕様差異、結果を発注者とEPCごとに蓄積し、次の引合いに備えます。
この例では冷却器の範囲に関するEPCの回答と、受け入れられた仕様差異を、次の引合いに向けて記録します。
過去提案ナレッジ
関連する機能
TenderGenieが 圧縮機メーカーを特に支援する領域。
- 入札書類AI解析特に関連運転ケース、データシートの値、試験要件は、プロセスデータシート、機械データシート、仕様書にまたがります。解析により、複雑なデータシートも含めてこれらを集約し、原文の参照箇所を示します。
- 参加資格・リスク確認特に関連性能保証、ペナルティと評価の条項、納期、遅延損害金を、応札可否判断の前に原文の条項にひも付けて整理します。
- チーム連携特に関連データシート、仕様差異、サブベンダーの範囲に関する質問を期日付きで担当者に割り当て、承認を監査証跡とともに記録します。
- 提案書・応札書類作成技術提案書、様式、別紙、証明書を、レビュー用の最終書類一式に取りまとめます。
- 図面・数量明細解析パッケージの範囲が図面に示されている場合、部品表(BOM)と数量明細(BOQ)の明細行が、技術部門が範囲を確認するための構造化された出発点になります。
- 過去提案ナレッジ顧客ごとの質疑、受け入れられた仕様差異、再利用できる技術コンテンツを、次の引合いに向けて蓄積します。
よくあるご質問
圧縮機メーカー
よくあるご質問と回答。
客先の圧縮機データシートにTenderGenieで記入できますか?
はい、できます。「データシート抽出」が、吐出空気量、圧力、動力、形式、騒音などの値を自社カタログと客先の書類から抽出し、表にまとめます。「データシート自動記入」はそのデータを使って、客先のデータシートの応札者記入欄に記入します。技術者は入力する代わりに確認します。
圧縮機の入札案件では、引合いチェックリストに何が表示されますか?
客先の要件、認証、条件を、提出すべきもの、すでに満たしているもの、不足しているもの(ユーザー発行の運転実績証明書など)に分けたチェックリストにします。不足項目は、応札前にチームが判断するまで保留されます。
圧縮機の入札案件で最初に確認すべき点は何ですか?
最初に確認すべきなのは、プロセスデータシートの運転ケース、適用規格、保証と試験の要件、供給範囲と取り合い点、そして納期とペナルティの条件です。「入札書類AI解析」は、これらを入札書類一式から集約し、それぞれに原文の参照箇所を示します。
プロセスデータシートと機械データシートを読み取れますか?
はい、読み取れます。「入札書類AI解析」は、相互参照を含むものや1項目に複数の値をもつテンプレートなど、複雑なデータシートに対応しているため、ガス組成や吸込・吐出条件などの値を出典とともにレビューできます。自社の入札案件のデータシートでお試しください。
性能保証とペナルティ条項はどのようにレビューしますか?
「参加資格・リスク確認」が各条項から生じる義務を整理し、原文の参照箇所を示してリスクにフラグを立てます。そのため、保証、評価、試験、遅延損害金の条項は、応札可否判断の前に技術部門と商務責任者に届きます。
取り合い点やサブベンダーに関する質問は、どのように扱いますか?
「チーム連携」で、モータ、冷却器、ドライヤを誰が供給するかといった各質問を期日付きで担当者に割り当て、回答を案件にひも付けて保管します。発注者の確認が必要な場合は、チームが発注者の手順に従って質問を提出します。
TenderGenieは圧縮機のサイジングや性能保証の確認を行えますか?
いいえ、行えません。TenderGenieは圧縮機の選定やサイジング、性能の計算、保証を達成できるかどうかの確認を行いません。「入札書類AI解析」がデータシート、仕様書、条件を文脈の中で読み解く作業を支援するため、回転機の技術者は機種の選定と、見積で行う確約に集中できます。
圧縮機の入札チームはTenderGenieで何が得られますか?
「入札書類AI解析」で運転ケースと要件を出典付きで一か所に集約でき、「参加資格・リスク確認」で応札可否判断の前に保証とペナルティの条項を把握できます。範囲とサブベンダーに関する質問には担当者を割り当てられ、受け入れられた仕様差異を「過去提案ナレッジ」に蓄積して次の引合いに生かせます。
関連ソリューション
関連するソリューション
圧縮機メーカー向け。
貴社の業界で確かめる
業務の流れを、
圧縮機メーカーの視点で。
チームが実際に扱うような入札案件を使って、TenderGenieをご案内します。
